やりたいことがない人へ 前編

こんにちは、ナルミ ヨシムラ(@0yats)です!

 

私は、高校2年生の1月に高校を中退しました。

 

「いい大学に進学しないとお先に真っ暗よ」

 

たくさんの大人たちに言われ続けたこの言葉。

この言葉に惑わされ、俗に言う「いい大学」に進学するためにただひたすらに勉強をしてきました。

 

 

高校2年生7月の模試で、志望校判定が始まり、志望校の欄に「いい大学」の名前を書き連ねました。

 

 

その時ふと思ったのです。

「私、この大学でしたいことない」と。

 

 

いや、「やりたいことがない」と。

 

 

やりたいことがなく悩む毎日でもどんどん受験への日にち近づいていきます。

 

どんどん増えいく課題。どんどん難しくなっていく授業。

 

本当に辛かった。

 

同級生のほぼ100%が進学を希望し、進学しないと、「恥」という風潮を当時は感じていました。

 

「進学をしない」

という選択を担任の先生にも相談できない。

 

だから、私はその場所から「逃げる」ことを選択しました。

 

「逃げる」ことは、恥ずかしい事。

そう子どもの頃から言われてきた人も多いんじゃないでしょうか。

私も「逃げる」前はそう思っていました。

 

だけど、「逃げる」と世界は一気に変わります。

 

今まで必死にやってきた課題も小テストもなくなるし、好きな時間に起きて、好きな時間に寝ることができる。

 

 

それが楽しいのは一瞬です。

 

本当にやることがなくなるのです。

突然、「将来への不安」が押し寄せてきます。